ヒゲ係長
一年を通して楽しめる【札幌・中島公園】ですが、最もオススメである秋の紅葉について、そして国の重要文化財である豊平館や八窓庵について、その他にも日本庭園やコンサートホールKitaraなど中島公園の見所を写真付きでご紹介します!
中島公園のアクセス(地下鉄・バス・市電・タクシー)や駐車場や周辺のホテルについては、当ブログの→中島公園の基礎情報まとめをご覧ください。
この記事の内容
札幌・中島公園の見所(紅葉、重要文化財、日本庭園など)を写真付きで紹介!
紅葉の様子
春は桜、冬は歩くスキーなど年中楽しめる中島公園ですが、個人的にオススメの季節は紅葉の秋です!
毎年10月中旬~11月上旬頃が最も見所です!
美しい紅や黄を眺めながらのんびりと散歩をするととても癒されます(^^♪
中島公園はベンチがとても多く、公園内にある「札幌コンサートホールKitara」にはカフェとしても利用可能なレストランがあり、休憩場所も充実しています。
ランニングやウォーキングでもおすすめの季節です。
重要文化財について
中島公園には「豊平館」と「八窓庵」の2つの重要文化財があります。
豊平館
1880年、現在は市民会館のある場所(大通北1西1)に高級西洋ホテルとして建設されました。
最初の利用者は明治天皇であり、以降はホテルや宴会場として利用され、1958年に中島公園に移設されました。
その後は結婚式場として利用され、2012年からは修復工事のため閉館、2016年に昼間は閲覧施設、夜間はレンタルスペース(コンサート、後援会、結婚式など)で再オープンし現在に至ります。
開拓使の貴重な建造物として、1964年に国の重要文化財に指定されました。
【閲覧時間】
09:00~17:00(最終受付16:30)
【休館日】
毎月第二火曜日
【閲覧(入館)料】
個人 | 300円 |
---|---|
団体(20名以上) | 270円 |
中学生以下 | 無料 |
年間パスポート | 500円 |
館内にはコーヒーやクッキーなどを販売している「豊平館の小さなカフェ」もあります。
八窓庵
建築年は不明ですが、江戸時代初期の大名であり茶人であった小堀遠州(1579~1647年)が設計したと伝えられ、滋賀県の長浜市に建てられていました。
1919年に札幌に移設され、1936年に重要文化財に指定、1971年に現在の中島公園へ移設されました。
中へ入る事ができませんが、外観は間近で見ることができます。
【閲覧時間】
09:00~17:00(冬期間は閲覧不可)
【閲覧料】
無料
札幌コンサートホールKitaraについて
北海道発の音楽専用ホールで、「優良ホール100選」にも選定されています。
1年を通して様々なコンサートが開催されています。
(公演スケジュールはこちらの札幌コンサートホールKitara公式サイトでご確認ください。)
テラスレストランKitara
コンサートホールKitaraにはレストランが併設されていて、コンサートの前後に食事やカフェで休憩することができます。
私はこの日はコンサートではなく、散歩の休憩として利用させていただきました。
私が注文したメニューは「Kitaraわらびもち」。
妻は「ケーキセット」を注文。ケーキは数種類から選ぶ事ができます。
スープカレーもあるようなので、次回は食事で利用したいと思います(^^♪
北海道立文学館について
1995年に開館し、北海道出身の文学者などに関する資料が展示されています。
常設展ではアイヌ民族の文学、詩、短歌、俳句などの幅広い分野が紹介されています。
期間ごとに特別展も開催されていますので、スケジュールはこちらの北海道立文学館公式サイトでご確認ください。
【開館時間】
09:30~17:00(入場は16:30まで)
【休館日】
月曜日(祝日等の場合は開館)
12月29日~1月3日
【常設展の観覧料】
中学生以下及び65歳以上は無料です。
一般 | 高校/大学生 | |
---|---|---|
個人 | 500円 | 250円 |
団体(10名以上) | 400円 | 200円 |
オアシス1(カフェ)
北海道立文学館の地下1階にはカフェがありますので休憩することもできます。
【営業時間】
夏季:10~17時
冬季:10~16時
ラストオーダーは営業終了の30分前です。
日本庭園について
公園内には日本庭園もあります。
園内を回遊して鑑賞する「回遊式庭園」で、上記で紹介した「八窓庵」もこちらの庭園内にあります。
私が中島公園を訪れるなら秋をおすすめとする大きな理由が、こちらの庭園が美しく鑑賞できる季節であるからです。
札幌市天文台について
1958年に開館し今年(2018年)で60周年を迎える天文台もあり、星や惑星の観望をすることができます。
夜間だけでなく昼間も公開されています。
スケジュールは下記に記載しますが、詳細はこちらの→札幌市天文台公式サイトをご覧ください。
【昼間公開】
時間:10~12時、14~16時
対象:太陽
休館:月曜日、火曜午後、祝翌日、年末年始
【夜間公開(平成30年度)】
日程 | 時間 | 対象 |
---|---|---|
4月27~30日 | 20~22時 | 月、木星、春の星座の星 |
5月3~6日 | 20~22時 | 木星、春の星座の星 |
7月27~8月3日 | 20~23時 | 火星 |
8月10~12日 | 20~22時 | 火星、土星、夏の星座の星 |
9月7~9日 | 19~21時 | 火星、土星、夏から秋の星座の星 |
9月21~24日 | 19~21時 | 月、火星、夏から秋の星座の星 |
10月5~8日 | 19~21時 | 火星、秋の星座の星 |
10月19~21日 | 19~21時 | 月、火星、秋の星座の星 |
11月2~4日 | 18~20時 | 火星、秋から冬の星座の星 |
11月16~18日 | 18~20時 | 月、火星、秋から冬の星座の星 |
12月14~16日 | 18~20時 | 月、火星、冬の星座の星 |
1月11~14日 | 18~20時 | 月、火星、冬の星座の星 |
2月8~11日 | 18~20時 | 月、火星、冬から春の星座の星 |
3月1~3日 | 19~21時 | 火星、冬から春の星座の星 |
中島児童会館、子ども人形劇場こぐま座、遊具について
中島公園駅の3番出口の裏側が「中島児童会館」「子ども人形劇場こぐま座」「遊具」となっています。
中島児童会館
高校生までの子供たちが自由に利用できる施設です。
就学前の子供は保護者と一緒に遊ぶ事も可能です。
また小学1~6年を対象とした児童クラブ(08:45~18:00は無料)もあります。
子ども人形劇場こぐま座
子ども人形劇場こぐま座は1976年に建設され、公立としては日本で初めての人形劇専門劇場です。
主に土日祝に公演が行われています。幼児向けの人形劇もありますよ!
(詳しい公演スケジュールはこちらの→子ども人形劇場こぐま座公式サイトをご覧ください)
遊具
児童会館とこぐま座の前には遊具があります。
複合遊具にすべり台、シーソーやブランコなどがあります。
菖蒲池(ボート乗り場)について
1871年に貯木場と水門が設けられ、後に中島公園はこの池を中心に整備されました。
現在は毎年4月下旬頃から10月中旬頃までボートを楽しむことができますが、その歴史は古く1888年から続いているとの事です。
この日は残念ながらボート貸出期間が終了していて乗れませんでしたが、雪が溶け春になったらまた来たいと思います(^^♪
【営業時間】
4月下旬頃から10月中旬頃の9~17時
【料金】
1隻40分で600円
中島体育センターについて
バドミントンや卓球やテニスやフットサルや格闘技系などスポーツ、フィットネスやヨガの教室、トレーニングルームなど様々な目的で利用できる体育館です。
冬は歩くスキーの貸し出しが無料で、公園内に設定されたコースをスキーで回れる事ができます。(積雪後に体験してきます!)
各種目のスケジュールや料金についてはこちらの→中島体育センター公式サイトをご覧ください。
【利用時間】
09:00~21:00
【休館日】
第4月曜日(祝日の場合は第3月曜日)、年末年始
中島公園の神社について
中島公園には「札幌水天宮」「弥彦神社」「札幌護国神社」とありますが、今回は札幌護国神社をご紹介します。
1879年に西南戦争で戦没した屯田兵を祀るために建立されました。
その後は各戦争における戦死者の霊を合祀し、現在に至ります。
秋の札幌護国神社は美しい紅葉に囲まれています。
境内には樹齢880年余りの松の木もあります。
まとめ
水と緑が豊かな中島公園。
広い園内には2つの重要文化財、美しい日本庭園、コンサートホールや文学館、菖蒲池でボート、子供たちが喜ぶ施設や遊具、体育館にレストランにカフェと何でも揃っています。
そして今回ご紹介した通り秋は紅葉でより美しい姿へと変わります。
夏のビアガーデンや冬の雪まつりだけが札幌の魅力ではありません。
札幌は秋も魅力的な観光地です。秋もぜひ札幌にお越しくださいね(^^♪
[…] 中島公園の各施設や紅葉などの見所については、当ブログの→中島公園の見所を写真付きで紹介!をご覧ください。 […]