男性のヒゲそり、毎日大変そうですよね。
硬くて剃りにくいし肌にも負担がかかるし、朝きっちり剃ったとしても夕方にはもう伸びてる…
おしゃれで伸ばしている人はいいけど、そうじゃない男性はきっとひげなんてうっとおしいだけなんだろうなぁ。
そんなことを、夫の身支度を見ながらいつも思ったりしています。
今回「もし、時間がとれるならぜひヒゲ脱毛に行ってほしいな」と思い、男性のヒゲ脱毛についてあれこれ調べてみました。
旦那さんにヒゲの脱毛をすすめたい方や、ご自身のヒゲを何とかしたいと思っている方の参考になればなと思います。
この記事の内容
男性のヒゲ脱毛の方法にはいくつか種類がある
男性のヒゲ脱毛ですが、調べてみると脱毛法にもいくつか種類があることがわかりました。
ひとつは、一度脱毛完了したらもう生えてこない、理想的な「医療レーザー脱毛」。こちらは、病院やクリニックなどの医療機関でしか受けられない脱毛法になります。
それから、針で1本1本脱毛していく「ニードル法」。
それから女性の脱毛でも主流になっている、「光(フラッシュ)脱毛」。これらは、脱毛サロンやエステサロンなどで受けられる脱毛法です。
大きく分けて3種類の脱毛法の特徴を簡単にまとめると、以下のような感じになります。
医療レーザー | ニードル法 | 光脱毛 | |
---|---|---|---|
受けられる場所 | 病院、クリニックなど医療機関 | エステサロン、医療機関 | エステサロン |
脱毛効果 | ◎ | ◎ | ○ |
脱毛の持続 | 永久脱毛 | 完了すればほぼ永久 | かなりの確率でまた生えてくる |
脱毛完了までの期間 | ◎1年前後 | △2年ほど | △1年~2年 |
痛み | 多少あり | かなり痛い | 多少あり |
費用(総額) | ~20万程度 | ヒゲ1本数百円~ | 10万円前後 |
脱毛効果や脱毛完了までの期間も大きく違いますし、費用もかなり差がありますね。
基本的に、クリニックや病院では医療レーザー脱毛が主流です。場合によっては光脱毛もあわせて行っている病院などもまれにあるようですが、医療レーザーは医療機関でしか受けられないという点は、変わりありません。
ニードル脱毛は、なんとなく医療行為っぽいイメージですが、医師でなくても行えるため、エステサロンなどで受けられることのほうが多いですね。
痛みの感じ方については個人差は多少あるものの、ニードル脱毛法が最も痛みを感じるというのは確かなようです。1本ずつ直接毛根に電流を流すといわれると、痛みがないはずがないですよね(;´・ω・)
この中でもっとも敷居が低いのは、やっぱりサロンで気軽に受けられる光脱ですが、濃くて硬いヒゲの脱毛となると、その効果の程度が気になる所ですよね。
費用については、光脱毛が最もリーズナブルですが、脱毛範囲や希望の度合いによっても大きく違いがあるので、それぞれの脱毛法に分けて別途詳しく説明していきます。
医療レーザー脱毛
ヒゲ脱毛の中で、もっとも脱毛効果が高くて受けやすいのが医療レーザー脱毛です。医療レーザー脱毛は、一定回数施術すれば、もうヒゲは生えてくることがないので、「永久脱毛してしまいたい」「ヒゲ剃りのわずらわしさから解放されたい」という方におすすめです。ヒゲにレーザーを当てるため、熱さを感じたり、はじくような痛みを覚えたりすることはありますが、病院によっては痛み止めの表面麻酔を用意してくれるところや炎症を抑える薬などを処方してくれるところもあります。
ニードル脱毛法(電気脱毛)
ニードル法は、ひげが生えている毛穴1本1本に針を刺して電気を流し、毛根を破壊していく脱毛法です。かなりの痛みがあるため、正直あまりおすすめはできないのですが、ヒゲの形を自由にデザインしながら脱毛ができるといったメリットがあります。一度脱毛完了した場所は、ほぼ生えてくることがないため、気に入ったヒゲの形を保つことができます。脱毛はサロンまたは医療機関で行われますが、1本いくら~といった料金体系のところが多いようです。
光脱毛(フラッシュ脱毛)
最も手軽で費用も少ないのが、脱毛サロンなどで受けられる光脱毛です。効果を実感するまでにかなりの回数通う必要があることや、永久脱毛ではないため、いつかはまた生えてきてしまう可能性が高いといった点がデメリット。しかし、医療脱毛やニードル法と比べると痛みは少なく、医療レーザーと比べると肌への刺激も少ないので、痛みに弱い方や肌が敏感な方にはおすすめ。費用も比較的抑えて利用できるので、ムダ毛が薄い方や少ない男性向けだと思います。
おすすめは医療機関で受けられる医療レーザー脱毛
ヒゲの脱毛をする場合、脱毛効果の高さや肌への負担、脱毛後のケアやフォローなども考えると、おすすめはやはり医療機関で受ける医療レーザー脱毛です。
医療レーザー脱毛は、脱毛完了してしまえばもう生えてくることはほとんどないので、ヒゲそり不要の快適さを手にしたいという男性にはぴったり♪
脱毛完了までの期間も、短くて半年から1年ちょっとくらいで完了しますので(ヒゲの濃さや量によります)、ヒゲ脱毛に通う時間的な負担も少なくすみます。
費用も、以前は医療脱毛となるとかなり高いものだったようですが、最近は短時間で効率よく脱毛できる機械が増えてきたこともあってか、光脱毛とそう大きく変わらない金額で受けられるようにもなってきているようです。
もしも、どのような方法で脱毛するのかまだ決めていないという場合には、医療レーザー脱毛によるヒゲ脱毛を検討される良いかと思います。
脱毛完了までの期間は半年から2年ほどが一般的
ヒゲの濃さや太さ、どれくらいの範囲を脱毛するかによって、脱毛完了までの期間は多少異なりますが、おおむね半年から長くて2年ほどで「お手入れ不要」レベルにできるようです。
脱毛の種類 | お手入れが楽に | お手入れ不要 |
---|---|---|
医療レーザー脱毛 | 5回程度 | 10回~15回程度 |
ニードル脱毛法 | 5回程度 | 8回~10回程度 |
光脱毛 | 10回程度 | 15回~25回程度※ |
※光脱毛の場合は永久脱毛ではないため、つるつるになった後でも、しばらくするとヒゲがまた生えてきてしまう場合があります。
もっとも脱毛期間が短くすむのが医療レーザー脱毛で、次いでニードル脱毛、そして光脱毛の順に、脱毛の期間や回数を多く必要とします。
ヒゲの場合、女性のムダ毛とは違い、毛質や毛量による個人差がかなりあるので、脱毛完了までの期間はその人それぞれでだいぶ違ってきてしまうようです。
ヒゲが濃い方の場合、ある程度の期間がかかることは覚悟しておいたほうがよさそうですね。
1回の施術時間はニードル脱毛が最も長くかかる
ちなみに、1回の施術にかかる時間が最も長いのがニードル脱毛法で、範囲や量にもよりますが大体30分から、長い場合では2時間程度必要とします。
1本1本のヒゲに対し、毛穴に針を添えて電流を流すので、どうしても時間がかかってしまうのは仕方なさそうです。
医療レーザーや光脱毛は、ハンドピースを滑らせるようなイメージで脱毛部位に対してレーザーや光をあてていくだけなので、スムーズかつ短時間で施術が完了します。
医療レーザー脱毛も光脱毛も、どちらも使用する機械によって多少の時間の差はありますが、それでもほんのちょっとの違い程度のようです。
脱毛法別!ヒゲ脱毛各社(サロン、病院・クリニックなど)比較
おすすめはやはり医療レーザーによるヒゲ脱毛ですが、まずはそれぞれどのようなサロンがあるのかや、価格帯などを比較しておくことも大切ですよね。
まずは光脱毛(フラッシュ脱毛)が受けられる、メンズ脱毛OKのサロンと、ヒゲ脱毛を受ける場合の金額の目安を比較してみました。
光脱毛によるヒゲ脱毛が可能なメンズ脱毛サロン比較
脱毛サロン | 初回お試しまたは単発 | 5回 | 10回 |
---|---|---|---|
RINX(リンクス) | 1部位1,667円 | 100,000円→35,185円 | 161,759円→55,370円 |
La Parler(ラ・パルレ) | 1部位1,000円 | Sパーツ30,000円、Lパーツ60,000円 | Sパーツ60,000円、Lパーツ1,200,000円 |
Skinepi for Men | 1回5,980円 | 4回23,920円→19,136円 | 12回71,760円→43,056円 |
L-Class(エルクラス) | 1回10,000円 | 35,000円 | 8回48,000円 |
※RINX5回、10回の料金は6部位セットかつキャンペーン価格です。
※ラパルレのお試し1部位は、ヒゲの中の1パーツ(鼻下、口元アゴ、アゴ下など)を指します。
※ラ・パルレはSパーツ(鼻下・口元/あご)、Lパーツ(あご下/首・もみあげ/ほほ)、3カ所セット25%OFF(鼻下+口元/アゴ+もみあげ/ほほ)
上記は、全て脱毛サロンやエステサロンでの光脱毛にかかる料金です。
男性のヒゲ脱毛の場合は、ざっくりとひげ全体でいくら…という料金設定ではなく、ヒゲはヒゲでもパーツごとによってそれぞれで料金が設定されているところがほとんどでした。
たとえば、「鼻下」「アゴ」「頬」「アゴ下(首元)」「口元(口下)」といった感じです。
「え?ヒゲって全部ひっくるめてじゃないのね」と最初はびっくりしたのですが、好みの形にデザインされる方もいるでしょうし、お手入れがしにくいと感じる部位だけ脱毛したいと思う男性も多いと思うので、よく考えてみると当然ですよね。
ちなみに光脱毛の場合、10回ほど脱毛に通って「多少お手入れが楽になったと感じる」程度です。
すっきりつるつるの状態にするまでには、その倍くらいの回数はかかるかと思いますので、費用的には最低でも10万円前後は想定しておいたほうが良さそうです。
サロンによっては回数を重ねるごとに脱毛費用が安くなるところが多いので、毛量や毛質、希望する程度など、しっかりとカウンセリングを受けて納得して受けるようにしたほうが良いですね。
光脱毛でおすすめのサロンは?
札幌でメンズ脱毛が受けられるサロンはあまり多くはありませんが、上記の中では「RINX(リンクス)」が比較的口コミもよく費用的にもキャンペーン対応で良心的な価格で利用できます。全国規模のサロンですので、運営的や接客的にもマニュアルがしっかりとしていて安心です。
また、「Skinepi for Men」は、北海道を中心に展開している脱毛サロン。男性専門は札幌だけの出店ですが、ヒゲ以外の脱毛にも対応しているので、いろいろと相談に乗ってもらうこともできますね。
ニードル脱毛が受けられる脱毛サロンやエステサロン比較
サロン名 | 初回お試し | コース例 | 入会金 | 1本あたり |
---|---|---|---|---|
MEN’S TBC | 926円/150本 | 83,239円/800本 | 15,000円 | 100円※ |
男のエステ ダンディハウス | 5,000円/30分 | 7.875円/30分 | 30,000円 | 時間制 |
トリップ | ― | 5時間30分35,000円~ | ― | 1分125円~ |
※メンバー価格、イオシスエピ‐Mの料金
※トリップは時間チケット制、40時間コース(20万)まで用意されており時間が多いほど割安になります
ニードル脱毛を行っているサロンはそう多くはないものの、まだまだ根強い人気の脱毛法ですので、対応しているサロンは探せば見つかります。
MEN’S TBCやダンディハウスなどは、古くからメンズの脱毛を行ってきたサロンですので、対応としては安心しておまかせできそうです。ただ、価格面でちょっと高い印象がある点と、利用の際に入会金などが必要となる点で、あまりお手軽…とはいえそうにありません。
その点、トリップは価格的にも良心的な印象。料金は時間ごとのチケット制になりますが、契約制ではないため脱毛の進捗に合わせて都度払いができて安心です。
ニードル脱毛を受けるならトリップがおすすめ
トリップはTBCやダンディハウスといった大手とは違い、個人で行っているエステサロン(美容鍼灸院)です。
個人経営と聞くとちょっぴり不安に思う方も多いようですが、大手メンズエステサロンでニードル脱毛の経験を積んだ前歴がある方が運営しているサロンなので、その点は安心して大丈夫です。
何より、他店では高額になりがちなニードル脱毛をリーズナブルな価格で受けられるので、おすすめですよ。
医療脱毛を行う病院やクリニックの比較
医療機関名 | 回数制(5回または6回) | 対象部位 | 麻酔 |
---|---|---|---|
湘南美容外科クリニック | 6回27,592円 | 鼻下、アゴ、アゴ下 | 笑気麻酔 |
札幌中央クリニック | 6回100,000円 | 頬、もみあげも含むひげ全体、年6回フリーパス | 記載なし |
聖心美容クリニック | 5回86,000円 | 頬、鼻下、アゴ、アゴ下4部位 | 表面麻酔テープ |
大塚美容形成外科 | 90,000円(2年フリー) | 2年フリープラン各3万(口囲上、下、アゴ)合計 | 記載なし |
川村皮フ科医院 | 5回55,000円 | おでこ含まず顔全体1回11000円 | 記載なし |
緑の森皮フ科クリニック | 5回120,000円 | ヒゲ、アゴ裏、鼻下3部位1~5回目まで合計1回24,000円 | マスイクリーム700円~ |
札幌さくらビューティークリニック | 5回29,800円 | 鼻下、アゴ | 記載なし |
病院やクリニックによる医療レーザー脱毛も、エステサロンでの光脱毛と同様、パーツごとに料金が設定されているケースがほとんどでした。
上記はそれぞれひげ全体を脱毛した場合を想定して合計した金額になるため、鼻下だけ…とか、アゴ周りだけ脱毛したいという場合には、もっと安くなる計算になります。
少しお手入れが楽になるとされている5~6回の脱毛回数を基準として計算していますが、お手入れ不要なレベルまで永久脱毛される場合には、10~15回の脱毛回数を想定されると良さそうです。
上記の中で、料金的に負担が少ないのは「湘南美容外科クリニック」と「札幌さくらビューティークリニック」。長い目で見て負担が少なく済みそうなのが、2年間フリーで通える「大塚美容形成外科」です。
ちなみに、回数制の契約ではなくパーツごとで都度払いできて安心できるのは、「川村皮フ科医院」。パック料金で5回目以降、ぐっと安く利用できるようになるのは「聖心美容クリニック」などになります。
痛みが心配?麻酔対応してくれるクリニックもあります
ヒゲに対して医療レーザーを照射すると、それなりに痛みがあるため、痛みに弱い方の中には不安になってしまう方もいるでしょう。
中には、照射時の痛みを和らげる目的で、表面麻酔などを行ってくれる病院やクリニックもあります。
公式サイト内で麻酔に関して記載があったのは、「湘南美容外科クリニック」と「緑の森皮フ科クリニック」、そして「聖心美容クリニック」です。
上記2機関以外を利用される場合で痛みが心配な方は、個別に相談してみると良いかもしれません。
ただ、最近は痛みが少ないタイプの医療レーザー脱毛器も出てきており、そうした危機を使用しているクリニックも増えてきているようですので、そこまで心配しなくても大丈夫そうです。
おすすめの医療脱毛が受けられるクリニック・病院ランキング
1位 湘南美容外科クリニック
湘南美容外科クリニックは、男性のヒゲ脱毛で人気が高く、安心して任せられるクリニックです。料金もとても良心的なので、満足いくまで通っても負担が少ないのも魅力です。札幌院では「アレキサンドライト」と「メディオスター」という2種類の医療レーザー脱毛器を採用。毛質や肌質に合わせて柔軟な対応をしてもらえるので、安心してすっきりとツルスベ状態を目指せます。痛みに弱い方の場合には、笑気麻酔なども対応してもらえるなど、利用者側に立った対応をしてもらえるのもうれしいですね。
2位 聖心美容クリニック
聖心美容クリニックでは、痛みが少ないとされている医療レーザー脱毛器の「ソプラノアイス・プラチナム」を採用。産毛にも対応できるSHR蓄熱式脱毛なので、濃いヒゲだけでなく細い毛や色素の薄い毛にも対応。従来は脱毛不可とされてきた「浅黒い肌の色」の方や「日焼けをした肌」の方でも脱毛が受けられるのも魅力です。脱毛部位をセットにしたパッケージプランも充実しており、予算に合わせた脱毛が受けられるのもうれしいポイント。施術前にはパッチテストが受けられるほか、必要に応じて麻酔テープ(別料金)などもあるので、痛みに弱い方でも安心してヒゲ脱毛が受けられます。
3位 大塚美容形成外科
大塚美容形成外科では、料金の支払いに都度払いだけでなく、期間中しっかり通える「2年フリープラン」を採用しているのが大きな特徴です。「口囲上」「口囲下」「アゴ」の3パーツを合わせると合計9万円ほどにはなりますが、2年間満足いくまで脱毛に通えるため、ヒゲが濃い方やつるつるにしたいという方におすすめです。診療も丁寧で痛みも少なめの脱毛器を使用しているため、痛みに弱い方でも安心して通えそうです。ただし、日祝は休診、平日と土曜の診療は17時までと短いのがネック。すすきのにあるため、平日に通える方や土曜日の診療に合わせられる方向けの病院にはなります。
まとめ
ヒゲの処理で悩んでいる男性はたくさんいます。就職活動に合わせて脱毛に通いたいという方や、営業職や接客業など人と関わることが多い職種に就いている男性にとっても、毎日のひげ剃りは煩わしく大変なものです。
脱毛は女性がするものといった印象を持たれている男性も多いようですが、最近はヒゲ脱毛に通う男性も増えてきているそうです。
医療レーザー脱毛などは、完了してしまえば永久脱毛が可能なため、日ごろのお手入れが楽になるし、清潔感も高まるので男性のニーズも高まる一方のようです。
ヒゲを剃るわずらわしさから解放されるだけでなく、肌荒れやヒゲそり後のひりひりとした不快感からも解放されておすすめです。
痛みも少なく済む脱毛機器も多く、相談に乗ってくれるクリニックがほとんどですので、少しでも気になっている方はぜひヒゲ脱にトライしてみてはいかがでしょうか。
コメントを残す